【保存版】マカオの全体像がわかる!観光・IR(カジノ)・交通を地図感覚で整理

今回は、これからマカオ旅行を検討される方に向けて、マカオ旅行の基礎知識をご提供します!

目次

はじめに:マカオってどんなところ?

マカオは中国の南に位置し、香港から高速フェリーやバスで1時間ほどの距離にある小さな特別行政区です。面積は東京23区の約10分の1ですが、カジノ・IR(統合型リゾート)・世界遺産・グルメがぎゅっと詰まった魅力的な街です。
この記事では、そんなマカオの全体像を「交通・エリア・観光地・IR施設」の視点からわかりやすく整理します。初めて訪れる人でも、旅のイメージが湧く構成になっています。

リゾ太郎

実は、沖縄からすごく近いです。

マカオへのアクセス方法

マカオ国際空港はコタイ地区(後述)にあります。乗り継ぎなどの時間がかからないため、時間優先の方は、空路で直接マカオに入ることがおすすめ!IR施設に行く場合は、マカオ国際空港からは、各IR施設が運行する無料シャトルバスを利用できます。

日本からの直行便は少ないですが、成田空港からマカオ国際空港へのフライトで約5時間
香港などでの経由便を利用する場合は、7〜9時間程度で到着できます。

出典:公式HP
リゾ太郎

成田➡マカオへの直行便(マカオ航空)では、機内食は、チキンとアジフライを選べました!(2025年時点)

香港経由(フェリーまたはバス) で、香港からは…

  • 香港島・上環にある「香港・マカオフェリーターミナル」と香港・九龍半島にある「チャイナ・フェリーターミナル」(ターボジェット):約1時間
  • 港珠澳大橋を通るシャトルバス:所要時間は約45〜60分

マカオの二大エリア(マカオ半島、コタイ地区)

マカオのIR施設は、大きく、「マカオ半島」と「コタイ地区」の2つに分かれます。

【マカオ半島】

  • 昔ながらの街並みや世界遺産が多く残る歴史エリア
  • 観光スポット(IR以外):セナド広場、聖ポール天主堂跡、媽閣廟など
  • 主なIR・カジノ:リスボア、ウィンマカオ、MGMマカオなど

【コタイ地区】

  • 新しく開発されたIRエリア
  • 観光スポット(IR以外):タイパビレッジ(ローカルグルメや散策向き)(タイパ地区)
  • 主なIR:ザ・ベネチアン、MGMコタイ、ウィンパレス、ギャラクシーマカオ、スタジオシティ、パリジャンマカオなど(巨大IRが並び、ラスベガスのような景観)
リゾ太郎

マカオ半島側は、”カジノ”という、マカオの昔のイメージ。
タイパ地区側は、”統合型リゾート”という、マカオの新たなイメージ。

主なIR施設と特徴

【マカオ半島】

  • グランドリスボア:シンボリックな外観。昔ながらのカジノ体験が可能
  • ウィンマカオ、MGMマカオ:高級感や立地の良さが魅力
出典:Wikipedia

【コタイ地区】

  • パリジャンマカオ:エッフェル塔のレプリカが象徴的
  • ザ・ベネチアン:運河・ゴンドラが印象的。巨大ショッピングモールも併設
  • ギャラクシーマカオ:プール施設やショッピングも充実
  • スタジオシティ:映画をテーマにした施設で家族連れに人気
リゾ太郎

印象が全く異なります!

マカオのIRの歴史

マカオのIRの歴史は、2002年に政府がカジノライセンスを自由化し、外資の参入を認めたことで大きく動き始めました。これにより、ラスベガス・サンズ(現:サンズ・チャイナ)、MGM、ウィンなどの世界的なIR企業が続々と進出。

2000年代前半にまず、マカオ半島側で、IR(カジノ)施設の開発が進みました。

出典:Wikipedia

そして、2007年に開業した「ザ・ベネチアン・マカオ」は、コタイ地区のIR時代の幕開けとなりました。
2010年代には「ギャラクシーマカオ」(2011年)、「スタジオシティ」(2015年)、「パリジャンマカオ」(2016年)などが登場し、テーマ性や家族向け要素を取り入れたIRが次々と誕生。

2020年以降はコロナ禍で観光業全体が打撃を受けましたが、IRも単なるカジノ施設から、家族連れやエンターテインメント指向層を取り込む方向へ進化を遂げています。

マカオの交通事情

マカオは都市全体がコンパクトで、移動手段も多様です。代表的な交通手段は以下の通りです:

  • 無料シャトルバス:各IRが運行。空港、フェリーターミナル、主要ホテル間を結び便利。
  • 路線バス:MOP6〜で市内のほとんどをカバー。路線図は複雑なので事前チェック推奨。
  • LRT(軽便鉄道):コタイ・タイパ地区を中心に運行。IR間移動に便利で清潔。
  • タクシー:日本より安価。英語が通じにくい場合もあるため、行き先を紙に書いて提示するのが安心。

基本的には、無料シャトルバス(空港からIR施設へ移動)、LRT(IR施設間移動、タイパ地区へ)、タクシーを使うことが一般的です!

リゾ太郎

マカオのタクシーの初乗り運賃は、約20MOP(約400円)。

電車は、マカオでは「LRT(Light Rail Transit)」と呼ばれます。東京のゆりかもめ(モノレール)のイメージとなります!

出典:Macao Light Rapid Transit Corporation公式HP
リゾ太郎

現地で、「station」というと通じませんでした…
私の発音のせいでしょうか(´;ω;`)ウゥゥ

LRTを利用すると、コタイ側の主要IR施設を網羅できます!

マカオ旅行で気を付けたいポイント(通貨、言語、電源、WiFiなど)

  • 通貨事情:現地通貨はマカオ・パタカ(MOP)。香港ドルも使用可能だが、MOPの方が利用されている印象。
  • 言語:広東語とポルトガル語が公用語。IR施設のホテルでは英語は通じる。その他、観光地などでは人による。
  • チップ文化:原則不要。高級レストランや特別なサービスには少額のチップを渡すことも。
  • 物価感覚:IR施設内の店舗により異なるが、日本と同程度~少し高めの施設が多い印象。ただし、ローカルエリアではリーズナブルに楽しめる。
  • 電源・コンセント:日本と同じAタイプが主流だが、施設によってはBF型もあるため、変換プラグがあると安心。
リゾ太郎

香港はBFタイプのため、香港側に行く予定がある方は、BFタイプを持参しましょう。

また、主要IR施設ではWi-Fi環境が整っており、各施設の無料Wi-Fiを利用可能です。
一方で、街を一歩出ると、Wi-Fi環境は整備されていないケースが多いです。不安な方は、Wi-Fiレンタル、eSIMの利用などを行い、持参するとよいでしょう。

リゾ太郎

コタイ地区のIR施設群を歩いている場合は、どこかしらの施設のWi-Fiを利用できます。一方で、旧市街地に行く予定があるなど、仕事の関係や長時間スマホが使えない環境に不安がある方は、Wi-Fi環境を事前に準備しておきましょう。

まとめ

マカオは、カジノだけでなく、観光・グルメ・家族旅行など多彩なスタイルに応えてくれる都市です。

  • 最新のIR施設を体験したいなら:コタイ地区(特に、子連れ旅行におすすめ)
  • 昔ながらに、カジノを体験したいなら:マカオ半島側のIR・カジノ
  • 世界遺産など観光地を巡りたいなら:マカオ半島エリア(セドナ広場一体)、タイパ地区

旅の目的に合わせて、観光エリアやホテルを選ぶことで、マカオ滞在がぐっと充実したものになります!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次