「カジノ=大人の場所?」
そんな先入観をくつがえす、家族4人でのスタジオシティ宿泊体験をお届けします!
交通・ホテル・プール・アトラクションなど、子連れ旅行で気になるポイントを解説します!
スタジオシティ・マカオってどんなIR?
マカオ・コタイ地区の中央に位置する「スタジオシティ」は、映画をテーマにした統合型リゾート。
屋内外プールやショッピングモール、観覧車までそろい、子連れでも十分楽しめる施設です!


マカオ空港➡スタジオシティへのアクセス
マカオ国際空港に到着後、右手奥へ進むと、各IR施設行きのホテルシャトルバス乗り場があります。
スタジオシティ行きの無料シャトルバスもここから乗車します。

私たちが利用したのは、マカオ空港発 → シティ・オブ・ドリームズ → スタジオシティのルート。
所要時間はおおよそ10分ほどで、荷物が多い子連れ旅行にもとても助かると思います。
頻繁にバスは出ているのでその点は問題ないのですが、シャトルバスの最終便が21時台(私たちはギリギリ!)。
夜便での到着時は、最終時刻を事前に確認しておくと安心です。

飛行機が少し遅れていたら乗りそびれていたかも…。
事前の時間チェックを忘れずに!

ホテルチェックイン
スタジオシティには4つの宿泊棟があり、チェックインの場所が異なります。
それぞれチェックインカウンターが異なりますので、予約時にどちらの棟かを確認しておきましょう。

多くの方が、スタータワーやセレブリティタワーではないかと思います。
ホテル正面入口から入ると、左側が「スタータワー」/右側が「セレブリティタワー」のチェックインカウンターです。
- スタータワー(Star Tower)
- セレブリティタワー(Celebrity Tower)


事前に予約メールをチェックして、宿泊するタワーを確認しておきましょう!

保証金(デポジット)
チェックイン時には、保証金(デポジット)の支払いが必要です。
金額は 1泊あたりMOP 1,000(約18,000円) で、クレジットカードでの仮押さえ形式が一般的です。
私たちは、4泊しましたが、実際に請求されたのは2泊分だけのようでした。
この保証金は、問題がなければチェックアウト後に自動的に返金されます。
セレブリティタワーの客室レビュー
今回宿泊したのは、セレブリティタワーのスイートルーム。約70㎡の広さがあり、家族4人でもゆったり快適に過ごせる空間でした!
ベッドはキングサイズ1台(大人1名+子ども2名)と、ソファベッドを1名分として使用。寝具や清潔感も◎。

また、チェックイン時にはウェルカムフルーツが準備されており、子どもたちのテンションも一気にUP!
冷蔵庫内の飲み物(アルコール以外)やスナックは無料で、ちょっとしたドリンクタイムにも困りませんでした。


無料の水ボトルが、室内に20本くらい提供されていました。

宿泊フロアは36階で眺めも抜群。大人も子どもも、非日常をしっかり味わえるステイとなりました。


窓から見えるパリジャンマカオのエッフェル塔や、ギャラクシーマカオの建物は、夜はライトアップされていて本当にきれいでした。
宿泊費は、1泊約5万円(朝食2名分込み)。“ちょっと贅沢な家族旅行”にはぴったりの部屋でした!

朝食ビュッフェ「Spotlight」
朝食はホテル2階にある「Spotlight(スポットライト)」にて提供されます。
提供形式はビュッフェスタイルで、営業時間は7:00〜10:30です。
メニューは中華・洋食・フルーツなど種類豊富で、子供でも食べられる料理も多く、安心して選べました。

子どもが喜ぶ料理も多くて大満足。果物の甘さにも驚きました!

追加朝食の料金(素泊まり予約の場合)
- 大人:約MOP 280(約5,000円)/名
- 6〜12歳のお子様:約MOP 140(約2,500円)/名
- 5歳以下のお子様:無料

5歳以下は無料です!
追加料金は、Spotlightの入口で精算になります。
メニューの質・量・空間のゆったり感を考えると納得の内容です。
スタジオ シティウォーターパーク
スタジオシティには、マカオ最大の「スタジオシティウォーターパーク」が併設されています。
屋外・屋内の両方にエリアがあるため、季節や天候に左右されず、アトラクションプールを楽しめます!
屋内エリア(通年利用可)
雨の日でもしっかり遊べるのは、家族旅行では非常にありがたいポイントです!

身長が110cm以上あると、多くのウォーターアトラクションを楽しめます!110cm未満の場合にも、流れるプールなど楽しめるスポットが多くあります。


屋内エリア➡屋外エリアへは少し歩きます。

屋外エリア(夏季限定)

ウォータースライダーや、流れるプールなど、スリル満点のアトラクションが勢揃い。
ただし、2025年は、4月25日まで屋外エリアはクローズ。今後、利用予定がある方は、オープン日程を事前に公式サイトで確認してください!
キッズプレイエリア「スーパーファンゾーン」
ホテル内には、ウォータープール以外にも、有料のキッズ向けアトラクション施設があります。
その一つが、「スーパーファンゾーン」!4階建てのスーパーファンゾーンは、山、森、海中、宇宙の ゾーンに分かれており、子供たちが、さまざまな体験ができるスペースです。
11時からオープンで、時間制限なく何時間も遊べる施設です!大掛かりな遊具も多く、大人でも楽しめました。

料金
- 子供(身長100cm以上):MOP180(約3,200円)/名
- 子供(身長100cm未満):MOP100(約1,800円)/名
- 大人:MOP100(約1,800円)/名


身長が100cm以上あると割高になりますが、その分、利用できるアトラクションも多くなります!

そして、ウォータープールやスーパーファンゾーンでは、施設に担当カメラマンがおり、帰り際に、写真を購入することができます!料金は…一冊、5,000円くらいだったかな?!

思い出ですから…いずれも衝動買い!

ゴールデンリール 観覧車
スタジオシティの建物のど真ん中に、観覧車が組み込まれています!その名も、「ゴールデンリール」!
世界最大の8の字型大観覧車で、街の息を呑むようなパノラマビューを楽しむことができます。


中国では、「8」はラッキーナンバーなのです!
料金
- MOP100(約1,800円)/名(2歳未満は無料)


ゴールデンリールでも写真販売しておりましたが、ここでは、写真が組み込まれたスノードームを購入。財布の紐が緩みます…
唯一の弱点?!広すぎて“迷子”になるかも…
スタジオシティは、2022年に第二期エリアの開業も行われたこともあり、全体が非常に広く、初めての宿泊者には“迷路のよう”に感じられる場面もありました。

施設内を歩いていると、「あれ、また同じ場所に戻ってきた?」となることもしばしば…
もちろん、サイン表示は随所にあるのですが、サインもサインで分かりずらく(笑)、
館内の造りが曲線的でタワーが複数あることから、迷う場面が多くありました。
特に、キッズプレイエリア「スーパーファンゾーン」や「スタジオシティウォーターパーク」への行き方は、最初は戸惑う方が多いと思いますので、迷ったら、従業員さんに聞いてみましょう!

広いからこそ…迷います!
3日目くらいで、ようやく館内の配置が理解できます(笑)
まとめ
スタジオシティは、マカオで“家族みんなが笑顔になれる”数少ない統合型リゾート。
非日常の世界観に包まれながら、エンタメも休息も一度に味わえます。カジノの街と思われがちなマカオですが、子連れ旅にも十分優しい場所でした!次の旅先候補に、ぜひ“家族で楽しむマカオ・スタジオシティ”を加えてみてください!